【宮城】東日本大震災で津波浸水被害を受けた名取市美田薗の畑で収穫した宮城の伝統野菜「仙台白菜」でつくる「キムチフェスティバル」が11月21日、仙台市民会館で開かれた。農業の震災復興支援の一環として駐仙台総領事館と宮城県が主催、仙台市が共催した。昨年に続き2回目。
この日、使用した白菜400個は、9月の定植から11月16日の収穫まで、宮城の民団と婦人会が生産者と一緒に汗を流して育てた。
フェスタでは被災農地の復興をめざして仙台白菜の普及に取り組む私立明成高や宮城農業高の生徒に韓国人留学生と婦人会役員らが加わり、あらかじめ塩漬けしておいた白菜の葉1枚1枚にヤンニョンを丁寧に塗り込んだ。
続く記念レセプションには民団本・支部関係者が加わり、参加者と懇親を深めた。席上、民団宮城本部の田炳樽団長は、「食文化を通じた韓日草の根交流が両国の相互理解につながることを期待する」と述べた。
できあがったキムチの一部は仙台市内の仮設住宅に贈られた。
(2014.12.10 民団新聞)