掲載日 : [2003-11-10] 照会数 : 2729
「石原妄言」民団東京本部抗議文
貴殿は、去る28日夜、「救う会東京」の集会の席上、わが民族の屈辱的な1910年の韓日併合に関して「彼らの総意で日本を選んだ」「彼らの先祖の責任」である旨の荒唐無稽な発言をしました。
その発言は、日本の武力を背景に強制的に韓国を併合した歴史事実を歪め否定するものです。責任ある首都の知事として不見識の謗りを免れないものであり、日帝植民地支配によって多くの血と涙を流した韓民族の心情を強く踏みにじるもので到底容認できないものです。
昨今の北朝鮮の核問題に関して、韓日両国は共に協力しながら進まなければならない状況にあるにもかかわらず、このように韓国に対する妄言が繰り返されるのであれば、単に東京都知事の発言問題に留まらず、今後の韓日友好親善に水をさすことが強く懸念されます。
私ども東京に居住する在日韓国人の多くは、韓日併合に伴う日帝植民地支配によって、戦前から現在に至るまで様々な辛酸を味わってきました。だからこそ、この日本の地において「共生共栄」社会の構築のために尽力してまいりました。
そして、昨年の歴史的な韓日共催W杯サッカー大会開催、韓国国内における日本文化の門戸開放など、韓日間の友好親善に新たな展開が期待されているこの時に、これまでの労苦を水泡に帰すような妄言が、わが東京の知事からなされることは、東京に居住している私どもにとって強い憤りを抑えることができません。
平和と友好を築きあげることは大変な努力と労苦を必要とします。しかし、それを破壊するのは一瞬です。貴殿の妄言こそまさしく韓日の友好と平和を破壊するものであると言わざるを得ません。
即刻、貴殿は自ら進んで妄言を撤回し、公式の場で謝罪するよう強く求めます。
2003年10月29日
在日本大韓民国民団
東京地方本部
団長 許孟道