掲載日 : [2015-10-28] 照会数 : 5829
「落書きテロ」卑劣・徴用を「うそ!!」…大牟田市・在日同胞慰霊碑
[ 黒い塗料のようなもので汚された慰霊碑 ]
建立団体が被害届提出へ
【福岡】大牟田市の甘木公園にある「徴用犠牲者慰霊碑」が何者かによって破損された。碑文の一部内容を消す黒い塗料のようなものが吹き付けられ、「うそ!!」「日本の山を汚い碑石で汚染するな」などと落書きされていたことが23日になって分かった。
同慰霊碑を95年に建立した在日韓国人らでつくる団体「在日コリア大牟田」の禹判根代表(民団大牟田支部支団長)は、「建立以来、これまでに一度もいやがらせもなかった。背景には、三井三池炭鉱がユネスコの世界文化遺産に登録される問題で韓日関係がぎくしゃくしたことがあるのだろうが、政治決着が図られた。『徴用』という事実に泥を塗るような行為は許せない」と話す。補修費用を調べ、近く被害届を出す予定だ。
同慰霊碑は、第2次大戦中に韓半島から市内の三井三池炭鉱などに徴用され、過酷な労働で亡くなった同胞らを慰霊するために建てられた。今年で20年目を迎える。公園の土地は市が無償で提供し、同胞らを働かせた企業が建設費を負担した。毎年4月に碑の前で慰霊祭が営まれている。
(2015.10.28 民団新聞)