掲載日 : [2003-11-19] 照会数 : 2763
同胞学生に勇気と希望 NPO主催・就職セミナー盛況(03.11.19)
[ 企業担当者(左)と面談する学生たち ]
【大阪】厳しい雇用情勢が続くなかNPO法人「多民族共生人権教育センター」(大阪市、李美葉理事長)が15日、在日同胞学生らの就職活動を側面からサポートするための第4回セミナーを大阪市内の「プリムローズ大阪」で行った。大阪、兵庫、京都などから学生122人が参加、会場は満員の盛況だった。
企業側は建設、食品、繊維など関西地区から106社が参加、業種別に12のブースを設けて学生たちとの面談に臨んだ。なかでも運輸と貿易が人気で、学生たちの行列ができた。
大阪市鶴見区在住の金義和さん(大阪府立大3年、総合科学部専攻)の希望就職先は食品。「商品企画開発が希望。入社してすぐには望む部門に就けないが、希望として話しをしておくようにとのアドバイスをいただき就職活動に勇気が出てきた。参加してよかった」と明るい表情だった。
大阪産業大学3年の在日同胞も「通信のブースで企業の人と面談をしていただき、勉強になりました。来てよかった」と語った。
この日のセミナーではすでに企業の内定を得ている在日同胞学生3人が「就職活動を振り返る」パネルディスカッションも開かれた。パネリストの1人、成寧泰さん(甲南大学4年、カネボウ)は100社以上の会社説明会に参加した体験を「就職活動そのものを楽しんだ。最後まであきらめないでよかった」と振り返った。そのうえで「自己PRをどうするかが肝心」とアドバイスした。
(2003.11.19 民団新聞)