掲載日 : [2003-12-03] 照会数 : 3123
韓日市民交流後押し 同胞高齢者福祉でも(03.12.03)
[ 在日韓国YMCAで開かれた授与式 ]
韓国文化研究振興財団助成
韓国文化研究振興財団(韓昌祐理事長)の今年で14回目の研究・出版助成授与式が11月29日、東京のYMCAアジア青少年センターで開かれ、財団の関係者や民団中央本部の金宰淑団長ら50余人が出席した。
個人研究では青山学院大学で韓国語非常勤講師を務める柳蓮淑さんの「農村部在住ニューカマー韓国人女性の生活戦略と将来設計」など4点、共同研究では大谷大学の鄭早苗教授らが取り組んだ「在日コリアン高齢者の生活と福祉の課題に関する研究」など3点、出版助成ではお茶の水女子大学COE研究員の金富子さんによる「植民地朝鮮における普通学校への就学・不就学とジェンダー」が選ばれた。
娘の蔵重優姫さんら在日同胞の研究員と進めた研究が評価され、受賞した鄭教授は、「同胞高齢者の福祉には、1世のなまりのある韓国語を理解できる在日同胞が関わることが大事」と喜びを語った。
今回の受賞研究について、選考委員の李進煕和光大学名誉教授は、「今日の韓日関係や在日の様相をテーマにしたところが特徴」と選考経過を説明した。
韓理事長は「金をもうけるのは技術、使うのは芸術という言葉が韓国にはあるが、文化振興事業に着手して来年で15年になる。日本の政治家らの暴言で韓日関係は厳しいが、文化を通じた市民レベルの関係は友好を維持したい」と述べた。
(2003.12.03 民団新聞)