掲載日 : [2003-12-10] 照会数 : 2884
広がる資格認定 手続きも簡素化(03.12.10)
住民投票権付与73カ所に
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日本人の配偶者にも 福島県飯舘村
【福島】福島県飯舘村は原町市、鹿島町との合併の是非を問う住民投票を21日に実施する。11月25日の臨時議会で条例案を賛成多数で可決した。これで市町村合併に伴う永住外国人を含む住民投票条例を制定した自治体は全国73カ所になった。
同村の住民投票条例によれば、投票資格者は1日現在で18歳以上の永住外国人を含む全村民で、日本人の村民に嫁いできて間もない外国籍の配偶者も住民登録をしたその時点で有資格者とした。全国で初めて。通常は3カ月以上の居住歴を要件としてきた。
選挙管理員会によれば村内在住の18歳以上の永住外国人は6人。このほか、日本人と婚姻関係にある外国籍の配偶者14人も投票権を持つ。
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投票資格申請なし 栃木県日光市
【栃木】日光市では7日、市内18カ所で一斉に住民投票が行われ、永住外国人も参加した。
永住外国人が投票権を行使するにあたって事前の投票資格申請もなく、日本人の有権者と同様、あらかじめ送付された入場券を持参して1票を投じた。同様の投票方式は岐阜県北方町、長崎県口之津町でも行われているが、市レベルでは日光市が初めて。
市内に在住する投票資格対象となる18歳以上の永住外国人は31人。民団栃木県本部では韓国籍と確認された団員4人には積極的に投票に参加するよう呼びかけている。
この日は長野県の富士見町と下諏訪町、島根県の斐川町と平田市、沖縄県の与那国町でも永住外国人の参加による住民投票が行われた。
(2003.12.10 民団新聞)