掲載日 : [2003-12-10] 照会数 : 2699
「在日武器に挑戦を」 大阪で就職教育セミナー(03.12.10)
【大阪】社団法人大阪国際理解教育研究センター(KMJ、鄭早苗理事長)主催の「第9回在日コリアン&マイノリティー就職教育セミナー」が3日、大阪中央公会堂で開かれ、大学生や短大生、専門学校生ら50余人が参加した。
本名で積極的に採用する企業が増えつつある状況をふまえ、同センターの申点粉理事は「在日コリアンという、生まれながらにして日本と韓国との文化を身につけている現状を、在日のバイタリティーとし、自信をもって頑張って下さい」と激励した。桃山学院大学の全在紋教授が「在日外国人の就職をめぐる現状」と題して自らの就職活動の体験談を話し、「マイノリティーであることを耐えて我慢するのではなく、稀少価値である自分に自信をもち、活用していかなければならない」とし、労働力としての自分の商品価値をたかめることが大事であると強調した。同セミナーに参加し、実際に本名で働いているOBたちが、現場での経験や現状況を話し、「自分なりのスタイルを大事にし、プラス思考で就職活動に頑張ってほしい」とアドバイスした。
日本航空とオリエントコーポレーションの2社の人事担当者から、就職活動の心がまえや求められる人材などについて説明がなされたほか、ミュージシャンの趙博さん(塾英語講師)が「これから就職活動にチャレンジする後輩たちへ」と題して講演した。
同センターでは、有益な情報提供やOB・OGに気軽に相談できる「KMJ就職相談ネットワーク」を立ち上げ、就職活動の悩みや職場での環境など、就職に関するあらゆる相談に対応し、定期的な相談会や人事担当者との交流会を開催していくとしている。
問い合わせは同センター(06・6717・2701)まで。
(2003.12.10 民団新聞)