掲載日 : [2003-12-10] 照会数 : 2907
<広場>正しい歴史認識発言を 崔基範(奈良市)
石原慎太郎都知事が、日帝の植民地支配に対して「朝鮮人が望んだこと」と、理解できない発言をしました。また、今年6月には自民党の麻生太郎議員も「創姓改名は朝鮮人が望んだ」という妄言を行いました。
両氏の年齢から思うと、生い立ちの過程でそのような影響を強く受る教育を受けたために、それを信じているのではないでしょうか。当時の日本人の大半の人々がそのように思っていたのではないかと想像するのです。
もしそうだとすると、両氏の年代が多くいる現指導者の中に、どれほどの人が同じように考えているかと思えば、恐ろしくなります。
そうならないためにも、一時も早く正しい歴史を知るべきでしょう。日本人が自分の国を愛し、誇りとするのは至極当然のことです。わたしたちも在日同胞として、祖国を誇りに思っています。
しかし、〞自分達がしたんじゃなく、朝鮮人が望んだことだ〟だと、自身に都合のいいように歴史をわい曲して、それをもって日本が悪いのではないという論理は通用しないでしょう。
指導者は大きな影響力を持ちます。だからこそ、歴史を正しく知り、正しい発言を望みます。
(2003.12.10 民団新聞)