掲載日 : [2003-12-24] 照会数 : 2738
大阪市教委・『指導事例集』発行 多文化共生教育推進へ(03.12.24)
テーマ「在日1世から学ぶ」も
【大阪】大阪市教育委員会はこのほど、市内の公立学校で在日外国人教育の取り組みを進める具体的な資料として、『多文化共生の教育をめざして』(A4版60㌻)と題した教師用の指導事例集を発行した。
この指導事例集は大阪市教委が01年6月に策定した「在日外国人教育基本方針―多文化共生の教育をめざして」に準拠したもので、在日同胞と新渡日の子どもたちを視野に国際理解教育の視点で編さんしている。
17編の事例と資料で構成。内容としては、幼稚園児から小・中・高等学校の児童・生徒まで各学年と発達段階に応じて具体的な指導方法と時間数、展開の仕方まできめ細かく示しているのが特徴。
参考資料については出版社名や出版社、著者名も表示した。
幼稚園・低学年向けの「世界の言葉でリズム遊び」では、「カウイ・パウイ・ポ」などいろいろな国のジャンケン遊びを紹介している。
中学2年になると、「在日1世から学ぶ」と題して植民地統治時代の「創始改名」について児童に考えさせるよう指導している。
この指導事例集の作成にあたっては、大阪市外教所属の現場教師や民族講師・民族クラブ技術指導者など一線の実践家が協力した。
(2003.12.24 民団新聞)