掲載日 : [2017-12-20] 照会数 : 11795
<高円宮賞>草の根日韓交流を顕彰…5つの個人と団体に
[ 「高円宮賞」を授与する高円宮妃(右) ]
教育・文化・スポーツの各分野で地道で着実な日韓交流事業を継続している5つの個人と団体に11日、高円宮記念日韓交流基金(柳井俊二理事長、東京・千代田区)から第9回高円宮賞が贈られた。顕彰式典は東京・新宿の韓国文化院で行われ、駐日韓国大使館からは李洙勲大使が参席した。
広島県日韓親善協会は慶尚南道釜山市、同大邱市との間で隔年ごとに囲碁を媒介にした青少年の相互訪問を続けて今年で14年。「(囲碁は)言葉を必要としないユニークな直接交流手段」と選考委員会から認められた。
釜山市の私立東菜小学校は5、6年生全員に日本語教育を行い、希望者には文化教育も実施中。福岡県柳川市から毎年3月、小学生30人を受け入れてのホームステイ交流は17年間の長きにわたって続く。柳川には1月に5年生が訪問している。選考委員会は「政治問題が起きたときも交流を継続した」と評価した。
京都府城陽市の日韓親善京都「さくらとむくげの会」は民団の仲介で慶尚北道のサッカー協会と縁を結び、大邱、慶山の両市との間で小学校5・6年生を対象としたサッカー交流を続けている。このほか、姉妹校として相互訪問を27年の長きにわたって続けている千葉県山武市立鳴浜小学校と京畿道安山市の半月初等学校も同時受賞した。
同基金の名誉総裁を務める高円宮妃は「受賞した個人・団体は純粋でさわやかな草の根交流。日本と韓国の出会いの場が広がり、絆が深まることを期待する」と述べた。
(2017.12.20 民団新聞)