掲載日 : [2004-02-18] 照会数 : 3167
<広場>共生社会へ貢献したい 韓由記(大分)
今、私は新成人としての第一歩を、ひしひしと実感しているところです。この日を迎えられたのも、今まで私を支えてくれた、父や母をはじめとする家族や、恩師、そして今まで出会った、沢山の友達のおかげです。
私は福岡の大学で薬学を学んでいます。今はまだ2年生ですが、大学を卒業して社会に出ると、今まであったバックボーンといわれるものが、関係なくなります。私というそのままの存在を、人に認識してもらうようになり、時には受け入れてもらったり、またある時には拒まれたりするかもしれません。
これから経験するであろう、様々な境遇の中で、思い悩んだり、いくつかの壁にぶつかった時でも、常に自分の心の中に花や緑を絶やさず、いつでも安心できる部分を忍ばせ、どうすればうまくいくのだろうかと様々な事を考えながら、自分の可能性を見出していきたいと思います。
私は、在日韓国人として、地域社会を構成する住民の一人として、純粋に地域の発展を望むとともに、日韓両国が、真の信頼関係を築くために、少しでも役に立てるよう、頑張っていきたいと思っています。そのためにはまず、日本社会において、私たちが「見えない存在」から「見える存在」へとなることが重要だと思います。
地域社会への、在日韓国人のアピールを通して、私たちの存在を、広く日本の友人たちに知ってもらい、地域社会のなかで、真の共生社会の実現に、すこしでも関わる事ができるように頑張っていきたいと思います。
(2004.2.18 民団新聞)