掲載日 : [2004-03-17] 照会数 : 3191
北送実姉の一時訪日求める在日2世 署名集め総連に提出へ(04.3.17)
目標6万人、協力呼びかけ
北送同胞の実姉(67)の一時訪日を求めて在日2世の崔相粉さん(58)=本名・安本左久子、愛知県豊田市在住=が、総連中央本部の徐萬述議長と日本の小泉純一郎首相に宛てた署名への協力を呼びかけている。
日本政府は安本さんの働きかけを受けて昨年12月、姉にビザに代わる渡航証の発給を認めたが、総連側は朝日関係の悪化を理由に北韓への働きかけには消極的な姿勢をとっているため。
安本さんの姉は夫と3人の幼子とともに60年、新潟港から第46次北送船に乗船した。姉とは月1回、定期的に手紙のやりとりを続け、安否を確認してきた。昨年10月、愛知県の兄夫婦のもとで暮らす母親が脳内出血で倒れた。安本さんは翌日から姉の病気見舞いを実現させるため、総連本部や法務省当局、日本赤十字社などを回り姉の一時訪日の実現を訴えてきた。
重病の母親に残された時間は限られている。姉にパスポートが至急発給されるよう2月20日から始めた署名活動で目標としているのは、3月末までで6万人。
11日、都内で開かれた「北朝鮮帰国者の命と人権を守る会」関東支部の学習会で崔さんは「日本政府はビザを出した。あとは総連を動かして北朝鮮にパスポートを発行させるだけ。署名運動が盛り上がれば、次に向けた展望も見えてくるだろう」と訴えた。
(2004.3.17 民団新聞)