掲載日 : [2004-03-17] 照会数 : 2755
「無年金の不条理知って」 在日ろう者団体が寸劇(04.3.17)
聴覚障害者の集う「第33回耳の日記念文化祭」(社団法人東京都聴覚障害者連盟主催)で在日外国人無年金障害者の問題を訴える寸劇が上演された。「文化祭」は6,7日の両日、港区の東京都障害者福祉会館で開かれた。入場者は2日間で約4000人余り(主催者発表)に達した。
寸劇は「文化祭」を構成するメーンプログラムの一つ。7日、収容人員の最も大きな集会室で在日韓国人らのろう者でつくる「無年金在日外国人デフの会」が約20分余り演じた。
舞台には同じ障害を持つ在日韓国人と日本人の友人が登場。2人のやりとりを通して、国籍要件が撤廃されながら経過措置もなく、82年1月1日の段階で20歳を過ぎていたため無年金状態に置かれている現状を説明。
京都で障害者年金訴訟を起こした金洙栄さん役の登場人物が、京都地裁で敗訴した悔しさを語りながら国民年金法の改正を訴え、支援を訴えるという筋立て。
上演中は立ち見が出るほど。最後まで熱心に見守っていた。
(2004.3.17 民団新聞)