掲載日 : [2004-05-12] 照会数 : 3512
未払い賃金補償求む シベリア抑留の韓国人ら(04.5.12)
[ 決起集会であいさつする李炳柱会長 ]
日本の敗戦後、シベリアで強制労働に従事させられた旧日本軍兵士でつくる「全国抑留者補償協議会」(寺内良雄代表)と「韓国シベリア朔(さく)風会」(李炳柱会長)の両団体は6日、衆議院会館で決起集会を開き、日本政府にシベリア抑留時代の未払い賃金問題の早期解決を訴えた。
集会には「朔風会」から李会長をはじめとする主要メンバー4人が参加、全抑協の代表とともに中野寛成衆議院副議長らに直接面会して立法による解決を要請した。
日本は56年の日ソ共同宣言に基づき、旧ソビエト連邦との間で請求権を相互放棄している。このため要請書では「(国際法に則り)日本政府が当然未払い賃金を支払うべき」としている。
全抑協は裁判にも訴えたが、「立法裁量の問題」として補償要求は退けられている。なお、南方から帰還した捕虜には抑留中の賃金が日本政府から支払われている。
(2004.5.12 民団新聞)