掲載日 : [2004-06-30] 照会数 : 3065
<韓信協>預金、初の1兆円突破 11信組で総代会終了(04.6.30)
在日韓国人信用組合協会(洪采植会長)傘下の全11組合で、03年度通常総代会が28日までに終わった。
韓信協会員組合全体の3月末決算業績は、預金が前年比15・40%増の1兆522億1600万円、貸出金が同6・56%増の6850億2300万円となった。
11組合に統合・合併されてから預金高が1兆円を突破したのは初めてのことだ。
預金高の大幅アップは、近畿産業信用組合が26・97%増の5222億円、あすか信用組合が19・9%増の1428億円、広島商銀が10・03%増の1002億円を記録するなど、大手組合が先導した。
預貸率が最も高い愛知商銀で86・0%、次いで広島商銀の82・9%。最も低いのは近畿産業で54・5%。同信組は貸出金を11・55%増やしたものの、それを上回る勢いで預金を増やした。全体的には健全な水準を維持した。
零細・中小企業の多い同胞社会にとって、経済環境は依然として厳しい。それでも、大都市と同胞多住地区を抱える大手組合には明るさも見え始めた。
来年4月からのペイオフ凍結完全解除に向けて、デフレ傾向にいまだ底打ちが見えない同胞過疎地域の組合には、合併を視野に入れた経営改善努力がよりいっそう強く求められそうだ。
自己資本比率は、最も高い北陸商銀が8・58%、低い長崎商銀でも5・15%で、全組合が健全な水準を堅持した。出資金の増額で目立ったのは、横浜商銀の12億5千万円、あすなろ信組の10億2千万円、愛知商銀の6億7千万円。
不良債権の処理を大胆に進めた関係で、出資配当を実施したのは近畿産業、広島商銀、北陸商銀、岡山商銀の4組合にとどまった。
(2004.6.30 民団新聞)