掲載日 : [2004-06-30] 照会数 : 3322
122年前のオリニたち 韓国サッカー発祥の主役も(04.6.30)
親善交流のため仁川に入港した英軍艦の甲板で22日、韓英両国の水兵が122年前のユニフォームでサッカーに興じた。
アジア最強の韓国サッカーは、その源をたどれば1882年の韓英交流に行きつく。この年の6月、英国軍艦が修好を求めて仁川に入港、大院君治下の鎖国政策で足止めを食った水兵たちが埠頭でサッカーを始め、これを見物した子どもたちが拾ったボールで水兵のまねをして遊んだという。英軍艦は翌月も入港、このときはソウルへの入城が許され、市内で大群衆を前にゲームを行い、観衆も水兵がプレゼントしたボールでサッカーを楽しんだ記録がある。
東アジアで英国の触手が伸びたのは中、日、韓の順だ。サッカー伝来もその順番だったかも知れない。しかし、いち早く親しみ、スポーツとして定着させたのは韓国だ。
韓国サッカーは日帝時代でも、日本人チームを圧倒し続け、抗日民族運動の一翼を担った。古代三国時代にはサッカーのリフティングのような蹴鞠、ポロに似た撃毬、バスケットボールのような拗毬、ゴルフに近い打球などが活発で、その一部が子どもの遊びとして世紀を継いで伝承されてきた。
この天性とも言うべき球技好きが、近代を不幸な状況で迎えた韓国人の精神的な支えとなるサッカーを育て、今日のサッカー強国の土壌をもつくった。
(2004.6.30 民団新聞)