掲載日 : [2004-06-30] 照会数 : 2812
同胞子ども会「信愛塾」 NPO法人設立(04.6.30)
急増する新渡日も視野に
【神奈川】在日韓国人の子どもたちに集いの場を提供し、自らの国籍・民族に誇りを持って生きられる地域社会づくりに貢献してきた横浜の「信愛塾」が26日、神奈川県地域労働文化会館でNPO法人設立総会を開いた。県は8月にも認可する見込み。
神奈川県8月にも認可へ
信愛塾がNPO法人格を取得するのは、在日韓国人のみならず様々な国籍の在日外国人との共生、ならびに交流・相互理解の場としてこれまで以上に地域社会に貢献していくため。
横浜市内には近年、新渡日の子どもたちが急増している。学校では言葉の壁にぶつかり、「授業がわからない」「学校に行きたくない」「もっと勉強を教えて」という訴えが信愛塾にも多く寄せられていた。こうした声に応え1月からは「在日外国人教育生活相談センター・信愛塾」と名称をあらため、様々な相談事を処理してきた。
これらの子どもたちの言葉、学習、進路、仲間づくりといった課題に対処していくためにはいままで以上に行政や学校、地域としっかり連携していく必要があると、NPO法人設立をめざした。
26日、神奈川県地域労働文化会館で開かれた設立総会には関係者50人余りが出席した。あいさつに立った李根秀代表は、「韓国ばかりか中国、台湾、タイ、バングラデシュなどの様々な国籍の子どもたちがともにふれあい交流し、さらに学習できる場づくりをめざしたい」と抱負を述べた。
信愛塾は78年、山下町で在日同胞の子どもたち9人で出発。これまで25年にわたって在日同胞の人権と教育問題に地道に取り組んできた実績と歴史を持つ。
(2004.6.30 民団新聞)