掲載日 : [2004-11-17] 照会数 : 3452
歩み振返る冊子発刊 ハンセン病資料館開館10年(04.11.17)
高松宮ハンセン病資料館(大谷藤郎館長、東京都東村山市)の開館10周年を機会に、社会啓発面で大きな役割を果たしてきた「資料館」のこれまでの歩みと活動を振り返る記念誌がまとまった。
第1部が10年間の活動の記録、第2部で写真を中心に常設展示品の概要をくまなく紹介している。もう一つ、自らのプライバシーを犠牲にしてまで観覧者にハンセン病患者の苦難の歴史を伝えてきた金相権さん(資料館事務局運営委員)ら3人による講演と語り部活動もCDに収録した。
資料館の開館は93年6月。それから2年後にはらい予防法が廃止され、01年5月には熊本地裁からハンセン病対策は違憲であったとする判決が出ている。これを受けて小泉首相は国の予算でハンセン病資料館を充実していくことを表明した。このことからもハンセン病問題理解に果たしてきた資料館の存在意義は大きいといえる。
資料館の入場者数はすでに10万人を突破している。
(2004.11.17 民団新聞)