掲載日 : [2004-12-22] 照会数 : 6789
三郷町・意見書再提出へ 地方参政権の早期実現求める(04.12.22)
【奈良】奈良県生駒郡三郷町議会は16日、総務文教常任委員会で「永住外国人に対する地方自治体選挙権付与の早期実現を求める意見書」を採択した。近く本会議でも採択の見直し。同町はすでに95年9月に地方参政権意見書を採択済み。
再意見書では滋賀県米原町を皮切りに永住外国人に住民投票権を付与した自治体が162に広がっていることを挙げ、都道府県と市町村の首長選挙、議員選挙に投票するための選挙権の早期付与を求めている。
県内で生駒郡4町のうち唯一、永住外国人を住民投票条例から排除していた斑鳩町でも民団奈良県本部が中心となって陳情し、最終的には議会で認められた経緯がある。こうしたことも意見書の再採択につながったようだ。
(2004.12.22 民団新聞)