掲載日 : [2015-06-24] 照会数 : 4386
「心に平和の砦を」…韓日友好へフォーラム
「心に平和の砦を」というユネスコ憲章の精神にのっとって、民間レベルで韓日の相互理解を深めていこうという「ユネスコ・日韓平和友好交流フォーラム」が13日、東京・千代田区の明治大学駿河台キャンパスであった。ユネスコ活動に参加したことのあるOB、OGでつくるユネスコ・アルムニ・クラブが韓日国交50周年を記念して主催した。
民団新聞副局長の哲恩さんが「多文化共生を目指して‐21世紀の朝鮮通信使ウオークに学ぶ」と題して報告。同じく明大教授でユネスコ・アルムニ・クラブ理事でもある寺島善一さんは、スポーツを通じた韓日の相互理解の促進をめざした1936年ベルリンオリンピックのマラソン覇者、孫基禎さんの思想と行動を取り上げた。
両者は報告を通じ、文化、教育、スポーツ、科学技術などあらゆる分野で、とりわけ若い世代での文化交流の継続性、活発化が求められると強調した。
冒頭、韓国ユネスコ協会連盟名誉会長の李平宇さんとユネスコ・アルムニ・クラブ理事の柳町秀一さんが基調報告に立った。参加者は約100人だった。
(2015.6.24 民団新聞)