掲載日 : [2003-03-12] 照会数 : 2571
情報提供呼びかけ 新宿で保護された知的障害男児(03.03.12)
[ 保護当時の男児 ]
韓国語に反応
昨年末、東京の新宿駅で保護された男児の身元を、東京都児童保護センターが探している。
男児は147㌢、体重32㌔で、12〜13歳と見られている。知的障害があるのか、言葉がはなせない。暮れも押し迫った12月30日にJR新宿駅南口の改札付近をふらふらしていた。エンジ色のチェック柄のシャツにグレーのベスト、紺のジーンズに黒い運動靴姿だった。
シャツのタグがハングルで書かれていたことや民団中央本部の職員のウリマルの問いかけに時折反応したことから、韓国人ではないかと見られている。名前も国籍も何も分からないことから、韓国大使館でも調べようがなく、現在は都内の知的障害児施設に保護されている。
センターでは、「このままでは可哀そう。どんな形でもいいので連絡を」と情報の提供を呼びかけている。
(2003.03.12 民団新聞)