掲載日 : [2008-11-06] 照会数 : 8047
都心で通信使を再現 民団東京も協力
[ 日本橋を歩く朝鮮通信使再現行列 ]
今年は江戸時代の朝鮮通信使の訪日から401周年。新たなる400周年に向けての大規模な韓日親善文化祭典と朝鮮通信使の再現行列が、民団東京本部(李時香団長)と釜山の(社)朝鮮通信使文化事業会の協力で実現した。
韓日親善文化祭典は、民団東京本部の10月マダンの一環。10月24日、東京・新宿文化センターで開かれ、2000人の観客を集めた。祭りの一部として、引き続き26日には朝鮮通信使文化事業会が、日本橋のメーンストリートで通信使行列をよみがえらせた。地域社会に誠信交隣をアピールしようと、民団東京本部も全面的に協力した。
アピールの舞台となったのは、日本橋と京橋の商店街などが実行委員会を務めた第36回大江戸活粋(かっき)パレード。全国の著名な伝統芸能が集結した第2グループに加わり、約200人が日本橋から京橋3丁目まで約1・5㌔をパレードした。正使役は金守漢韓日親善協会中央会会長。モデルとしたのは1711年の通信使行列図だ。観客からはサムルノリの妙技に歓声が上がった。
(2008.11.5 民団新聞)