掲載日 : [2008-11-13] 照会数 : 12117
民団、在日2世の金星根監督を激励
[ 金星根監督(右)に激励金を手渡し握手する呂健二副団長
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民団、在日2世の金星根監督を激励
野球アジアシリーズ出場のSK
在日同胞2世の金星根監督を民団中央が激励
民団中央本部を代表して呂健二副団長は12日、アジアナンバーワンのプロ野球チームを決めるアジアシリーズ08(13〜16日、東京ドーム)のため来日中の韓国SKワイバーンズの金星根監督を訪ね、激励金を手渡した。金監督は「在日同胞の声援を励みに優勝を狙う」と決意を示した。
昨年に続き2年連続でレギュラーシーズンと韓国シリーズを制覇した金監督は、京都生まれの在日2世で、桂高校時代の59年に第4回在日僑胞学生野球団の一員として初訪韓。本格派左腕として60年に実業団チームに入団、82年の韓国プロ野球創設と同時にOBベアーズのコーチに就任、太平洋、サムスンなどの監督を歴任した。
元ロッテで李承を育てた男
2005年、千葉ロッテマリーンズのコーディネーター(コーチ待遇)に就任。李承を育てた人物として知られ、不振の李承を立ち直らせることに成功した。2006年、同球団の一・二軍巡回コーチに就任。韓国プロ野球の指導者として初めて、日本球界の指導者に就任した。
「パン・チョッパリ」との蔑視をのりこえ、今では野神(野球の神様)と称されている。
(2008.11.12 民団新聞)