掲載日 : [2009-07-29] 照会数 : 5463
韓日友好の願い鳥取県に伝える
【鳥取】民団鳥取本部(薜幸夫団長)は15日、県教委に良識ある指導を求めた。薜団長は、「新しい歴史教科書をつくる会」メンバーが執筆した扶桑社版と自由社版の各教科書について、「これらの教科書は植民地支配についての反省が欠落し、友好親善を願う韓日両国民にとってマイナスでしかない」と述べた。 これに対して中永廣樹県教育長は「韓国・江原道と鳥取県は交流が活発になっており、それを阻害しないのが望ましい」と答えた。
県内での教科書選定は東、中、西部の各採択地区協議会が8月末までに行う。選定のもととなる参考資料は県教委が作成している。
(2009.7.29 民団新聞)