掲載日 : [2009-07-29] 照会数 : 8768
在日経済活性化へ一丸 各地で「1人1通帳運動」
民団などが全国的に展開中の民族金融機関預金増強支援「1人1通帳運動」の一環として、各信用組合は1日支店長などを実施している。
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あすか信用組合
あすか信用組合(李永植理事長)は、13日の札幌支店を皮切りに、24日に本店(東京・新宿)、28日に仙台支店でそれぞれ1日本・支店長の委嘱式を行った。李理事長は「厳しい経済環境の中で各地域の公館並びに民団の代表に1日本・支店長を担ってもらうことは大きな力になる。特に今回、初めてともいえる公館の協力は心強い。新たな預金獲得に全力を尽くしたい」と強調した。
委嘱されたのは、1日名誉本店長に黄淳澤経済公使、1日名誉支店長に札幌の朱福龍総領事および仙台の金正秀総領事、1日本店長に李時香(民団東京)、鄭平晋(民団埼玉)、金竹村(民団西東京)の3団長、札幌1日支店長に民団北海道の金泰勲団長、仙台1日支店長に民団宮城の李根団長および宮城韓商の朴清浩会長ら。1日本・支店長は、8月21日に仙台支店、28日に本店、9月25日に札幌支店で実施される。
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信用組合広島商銀
【広島】信用組合広島商銀(鄭義夫理事長)の本店(広島市)では7日、民団広島県本部(権五源団長)の3機関役員らが定期預金を行い、大城専務理事から定期預金の証書を受領した。権団長は「在日同胞社会の経済が良くなるよう民団も協力する」と約束した
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近畿産業信用組合
【大阪】民団大阪府本部(金漢翊団長)と近畿産業信用組合(大本崇博理事長)は23日、大阪市内で「1日理事長・1日支店長支援決起大会」を共催で開いた。約120人が参加。本店での1日理事長に金団長、1日支店長に民団大阪の鄭鉉権議長(梅田支店)、近畿経友納税連合会の高昌照会長(生野支店)、大阪韓商の高英寛会長(難波支店)に委嘱状が手渡された。
金団長は「1世帯1通帳運動を通じて全同胞が組合員になり、在日経済の活性化につなげよう」と訴えた。9月29日に、大阪、京都、兵庫、滋賀の民団の協力を得て一斉に1日支店長を行う。
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あすなろ信用組合
【長野】あすなろ信用組合(尹昌旭理事長)は28日、松本市内の本店で1日理事長を実施した。新潟総領事館の金忠慶総領事が1日理事長、民団長野の呉公運団長、徐吉郎議長、梁聖根監察委員長が1日副理事長をそれぞれ務めた。
(2009.7.29 民団新聞)