掲載日 : [2009-07-29] 照会数 : 5430
<婦人会広島>被爆同胞悼み練習 慰霊祭前に「ノレ教室」
【広島】40回目の韓国人原爆犠牲者慰霊祭がま近に迫っている。婦人会広島本部(宋姫子会長)は22日、「韓国ノレキョシル(歌教室)」で「原爆犠牲者慰霊歌」を練習した。メンバー11人は犠牲者の霊をなぐさめるかのようにその意味合いをかみしめながら歌った。 「韓国ノレ教室」は講師に広島韓国教育院の林一圭院長を迎え、6月に開講した。この日が4回目の練習。ただの歌唱にとどまらず、歌詞に込められた意味に思いを馳せ、その歌が生まれた当時の歴史や文化的な背景も学んでいる。参加者たちは「当時、みんながどんな思いだったのか、胸が痛む」と、声を詰まらせていた。
宋会長は「韓国語を積極的に使っていこうと始めた。歌詞を勉強することで、韓国語を少しでも身近に感じることができたら」と話していた。
講習は第2・4水曜日の午前10時半〜12時。次回は9月9日。問い合わせは同本部(℡082・263・7103)。
(2009.7.29 民団新聞)