掲載日 : [2009-07-29] 照会数 : 10312
海・山、遊びに夢中 オリニ臨海・林間学校
[ 公園で遊具を楽しむオリニたち(愛知) ] [ ススで顔を黒くしながら林間学校の思い出を描いた焼き板を製作する(宮城) ]
夏休みに入り、オリニ臨海・林間学校が各地で始まった。
いかだ組み海水浴
民団宮城本部(李根団長)は宮城県奥松島の野外施設「松島自然の家」で実施。オリニ39人が18日からの3日間、バラエティに富んだプログラムと、豊かな緑の中での野外活動を楽しんだ。近隣の秋田、岩手からもそれぞれ2人ずつ合流した。
高学年の子どもたちの人気プログラムは屋外でのいかだ遊び。いかだを組み終わると、雨のなかでも歓声を上げながら海水浴を楽しんでいた。その間、低学年は屋内でお絵かきやユンノリを楽しんだ。思い出づくりにと、ススで顔を黒くしながら焼き板をつくった。
初の5支部合同で
民団三重本部(申載永団長)管内では四日市、桑名、鈴鹿、伊賀、津の5支部が、初めて合同で林間学校を開催した。26日、三重郡朝明渓谷でオリニ60人が楽しい1日を過ごした。
申団長は「予想以上」と大勢の参加者を喜んでいた。林間学校開催の一助にと財団法人三重県韓国人教育会が10万円、民団三重本部も5万円を賛助した。
2泊3日を楽しく
民団愛知本部(梁東一団長)が18日から岐阜県大垣市のかみいしづ緑の村公園で実施した2泊3日のキャンプにはオリニ39人が参加。青年会のメンバーとドッジボールやバーベキューに興じた。金美諭ちゃん(小2)は「とってもおもしろくて楽しい」とうれしそうだった。鄭涼介君(小4)は「夏休み最初の旅行で楽しみにしていた」と笑った。
紙飛行機競いあう
民団山梨本部(鄭郁団長)が1泊のキャンプ場としたのは甲府市民いこいの里で荒川の源流がそばを流れる自然豊かな土地。韓人山梨貴金属協会(李正炯会長)と共催した。18日朝からオリニ25人が芝生敷きの運動場を元気いっぱいに駆け回り、紙飛行機をつくっていかに遠くまで飛ばせるかを競争した。夜は保護者や留学生と一緒にキャンプファイヤーを囲んだ。
自然の中のびのび
北海道では18日、自らの記憶の片隅にある太極旗や韓半島の地図を描くという課題に挑戦した。この後、近隣の丸山動物園に行って自然とのふれあいを楽しんだ。札幌韓国教育院と北海道韓国学園が共催。オリニ15人が参加した。
(2009.7.29 民団新聞)