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獅子が舞う鳳山タルチュム |
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伝統衣装に身を包んだラッパ隊 |
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若者に人気のB‐boy |
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にぎやかに「よさこいアリラン」 |
【市内パレード】
9月20日午後4時に東京の表参道で繰り広げられるパレードは、開幕直前の行事として推進される。
この4年間、ソウルで開催された韓日祝祭ハンマダンが契機で登場した「よさこいアリラン」は、ソウル市民から熱い喝采を浴びた。このよさこいアリランが今回の韓日交流ファンタジー・パレードの先頭に立つ。続いて、韓国の鳳山タルチュム隊が獅子を繰り出して挨拶し、宮中の伝統的ラッパ隊(吹打隊)を先頭に、「王家の訪問着」と題する宮廷衣装パレードが進む。
さらにエコパフォーマンスチームのノリ団、民団や韓国学校の公演団、日本の阿波踊りチームなど、韓日連合パレードが続く。
【本イベント】
9月20日午後5時から六本木ヒルズ広場で始まる開幕式は、パレードに参加する全出演者が会場を一回りしながら、その場を清める地神踏みを行う。地神踏みとは現代的な意味から行事が繰り広げられる六本木での安全と行事の成功的な開催を祈願するパフォーマンスだ。
獅子が先頭に立ち、祝祭を知らせる雄たけびと幟で飾られた舞台を中心に、VIPの参加者も一緒に行進しながら、韓日間の友情と交流の場となるようにと気勢をあげるパフォーマンスを行う。
その後、祝賀公演として、韓国と日本の伝統太鼓が合奏される。韓国最高の芸術家賞を受賞した鞠守鎬氏が日本の専門太鼓演奏団と協演する予定だ。
次いで、韓日同時開催の意味を込めたイベントとして、ソウルのイベント場と同時に進行し、韓日市民が皆一緒になってカンガンスルレを踊る。
このほかにも韓日両国の伝統文化公演、テコンドショー、B‐boyやコリアタイガースといった若者の交流イベント、式前行事として準備中の韓国歌謡コンテストなどの常設舞台行事、キムチをテーマにした展示と試食、試演体験コーナー、韓国工芸体験、Tシャツ・ハングルプリントコーナーといった多彩なイベントで構成される。
韓日がともに行う公演としては、開幕祝賀太鼓、両国のB‐boy、さらにレセプションにおける伝統楽器協演、パレードなどだ。
【キムチ・フェスティバル】
公式行事前日の9月19日から開催される。キムチ講座やキムチ漬け体験のほか、キムチ生活館、キムチ科学館、試食コーナーなどが設けられ、文化行事とあわせてて関連の学術シンポジウムも開催される。韓国の味が韓国の粋と調和したパフォーマンスを体験する場となる。
(2009.8.15 民団新聞)