掲載日 : [2009-08-26] 照会数 : 5792
民族学級の活性化へ独自の「大池タイム」 大阪市立大池中学校
【大阪】大阪市立大池中学校(大堀肇校長)は、昨年度から毎週火曜日6時限目の「大池タイム」の時間を民族クラブ活動にあてている。韓半島にルーツを持つ生徒たちが、民族クラブに参加しやすいよう環境を整えたことで参加者が増え、現在は37人が通う。
民族クラブは放課後からの課外授業。生徒は部活動を優先しがちなためか、一時は参加者が14人に減少した。危機感を抱いた学校側は、同胞保護者会(金隆盛会長)と相談。民族クラブ活性化へ火曜日6時限目に独自の「大池タイム」を設定して民族クラブの活動時間とした。部活は6時限の終了後としている。
金会長は、同校民族クラブが創立30周年を迎える来年までにさらに入級者を増やし、50人にはしたいという。
(2009.8.26 民団新聞)