掲載日 : [2009-09-02] 照会数 : 10955
<学生会KSJ>在日に囲まれ解放感 全国70人連帯
[ 4グループに分かれ意見を交換する参加者 ]
【岐阜】同胞学生の真夏の祭典「コリアン・スチューデント・ジャンボリー」(KSJ、在日韓国学生会中央本部=姜善博会長主催)が8月28日までの4日間、岐阜県揖斐郡のラーニングアーバー横蔵(旧横蔵小学校)で開かれた。全国から70人が参加。外登法・入管法や地方参政権問題などについて4つのグループに分かれ、活発な意見交換を行った。今年初めて香川から参加したという石健史さん(高知工科大学1回生)は、「韓国人の友だちがたくさんでき、在日についても深く勉強できた」と述べた。
京都から参加した趙貴済さん(舞鶴工業高等専門学校5年)は、「ここに来て考え方が広くなった。みんなといると、何の気兼ねもなく楽しめる」と初めての経験を堪能していた。林由夏さん(星美学園短期大学1年)は、「在日」を嫌っていた姉が昨年KSJに参加してから人が変わったようにとても楽しそうにしているのを見て、初参加したという。「話や自分たちの思いが通じるので、韓国人であることにもっと誇りをもつことができた」と語った。
(2009.9.2 民団新聞)