掲載日 : [2009-09-02] 照会数 : 5614
<民団市川>市民活動広がる共感 「1%支援」助成金が増加
【千葉】民団市川支部(朴健市支団長)が今年度、市川市(千葉光行市長)から助成を受ける「1%支援制度」の受給予定額が、昨年度の19万7827円を上回る27万5009円になることが分かった。
この制度は個人納税者が市民税の1%相当をお気に入りの市民活動団体に振り向けることができるというもの。市が市民の納税意欲を高めようと、独自に条例を定め、05年度からスタートした。毎年約100団体がエントリーしている。どの団体に助成するかは6月から7月にかけての納税期間中、市民が投票して決める。
同支部は今年度は歌手の趙博さんの得意とする歌うキネマ「砂の器」上演(10月3日)、「市川市民まつり」への模擬店参加(11月7日)、映画上映会ないしはライブ(12月)などを予定している。支援金はこうした事業経費に用いられる。不足分は民団の負担だ。「日ごろの活動を見て投票してくれるので励みになる。これからも対外的な事業を積極的に展開し、民団への認知度を高めていきたい」と話している。
(2009.9.2 民団新聞)