掲載日 : [2009-09-02] 照会数 : 8404
民生相談はおまかせ 民団東京が手助け窓口
[ 李時香団長(左)から委嘱状を受ける崔聖植さん ]
手助け窓口開設
支部の活性化へ期待も
代表に崔聖植さん
民団東京本部(李時香団長)は1日、「民団東京サポートセンター」を港区の韓国中央会館4階の同本部内に開設した。既存の「みんだん生活相談センター」と並ぶ団員のための身近な支援窓口をめざしている。
「生活相談センター」が生活上の幅広い悩みの相談を対象としているのに対し、サポートセンターでは直接、民生業務に関わる手続きを手助けするのが特徴。
主なものは、戸籍整理や家族登録などの領事相談補助業務、日本でのビザ申請・登記手続きなど行政相談補助業務、税務関係、老齢者の各種行政手続きなど。李団長は「行き場のないニューカマーの受け皿になれば」とも期待している。
開設にあたって同本部は、既存の弁護士事務所と税理士事務所に加え、新たに司法書士事務所、行政書士事務所との間でも顧問契約を結んだ。サポートセンターの代表には提案者でもある崔聖植さん(51、同本部監察委員、みんだん生活相談センター代表相談員)が就任した。民団支部と本部、各専門相談事務所をインターネットで結ぶテレビ電話の設置も着々と進んでいる。
崔さんは「領事業務や戸籍実務業務の経験のある事務部長が減少しているだけに、サポートセンターが軌道に乗れば、民団支部の活性化にも役立つ。みんだん生活相談センターと連携しているので、全体の底上げにもつながる」と相乗効果を期待している。
サポートセンターの開設は平日の午前9時から午後4時まで。相談料は初回無料(依頼内容によっては有料も)。
問い合わせは民団東京サポートセンター(℡03・3454・4711、FAX03・3454・4715)。
(2009.9.2 民団新聞)