掲載日 : [2009-09-16] 照会数 : 9469
「相互理解さらに」権大使が意欲 韓日祝祭19日開幕
東京の六本木ヒルズアリーナをメーン会場に19日から3日間にわたって開催される「韓日祝祭ハンマダン」(同実行委員会主催)を前に、権哲賢駐日大使と成田豊実行委員長(電通最高顧問)が11日、東京・新宿区の韓国文化院で抱負を述べた。
「韓日祝祭」の開催は2月の韓日外相会談での合意事項。ソウルでは韓日国交正常化40周年の05年から毎年開かれているが、今年は初の韓日同時開催となる。テーマは「つなげよう東京とソウル、つなげよう未来へ!」。期間中、約23団体400人が公演する。実行委員会では期間中、3万人以上の人出を見込んでいる。
権大使は、「これからさらに成熟した韓日関係を築くうえで両国国民が互いの文化にふれ、理解しあうことが必要」と意義を強調した。また、成田実行委員長は、「両国の若い世代に事業が引き継がれていくことを期待している」と述べた。
開会式は20日午後5時30分から六本木ヒルズアリーナで。祝賀公演では両国の太鼓競演や韓流スターとして日本でも人気のSGワナビーの公演が予定されている。このほか、六本木とソウルの市庁舎前で同時刻に繰り広げられるカンガンスルレの映像は、大型スクリーンを通じて両国で同時中継される。
プレイベントは同会場で19日午後1時から。午後2時から始まる「キムチフェステイバル」には権大使夫妻も参加し、キムチ作りを実体験する。20日午後2時からは表参道を「よさこい、阿波踊り」と韓国の文化公演チームが練り歩く。
(2009.9.16 民団新聞)