掲載日 : [2009-10-15] 照会数 : 5714
伝統遊びで秋夕を祝う 東京韓学「ナラサランエナル」
民族の名節、仲秋節を前にした2日、東京韓国学校初等部を対象とする恒例の「ナラサランエナル(国を愛する日)」行事が同校体育館で開かれた。児童574人全員が伝統的な民族衣装で着飾り、先生の歌に合わせて元気に遊んだ。
「カンガンスルレ」では児童が手をつなぎ、いくつもの大きな輪をつくった。金明植校長や李和枝教頭も童心に返って楽しんでいた。
続いて手をつなぎあう様子がニシンをわらで編んで乾かす様子を思い起こさせることから名付けられた「チョンオヨッキ」、むしろを巻くように渦を巻きながら動き回る「モンソクマルギ」と次々に楽しい遊びが続いた。
最後の「キワパルキ」は別名「ノッタリパルキ」とも呼ばれ、戦乱のとき、避難する王と王女のために村の衆が腰をかがめ、川に人の橋を架けたのが始まりとされる。
(2009.10.14 民団新聞)