掲載日 : [2009-10-28] 照会数 : 5852
「在日100年の歴史を後世に」 12月に名古屋展
4周年の在日韓人資料館
在日韓人歴史資料館開設4周年記念の名古屋特別展「在日100年の歴史を後世に」が、12月8日から13日までの6日間、名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通1‐27‐1)で開かれる。移動展示会は昨年の大阪に続いて2回目。資料館と名古屋特別展実行委員会の共催。
展示パネルは150点と大阪展の120点を上回る。中北地区にゆかりの各種生活用具・史資料を中心に500点を展示する。スペースの関係で資料館で展示できなかったものも含まれる。
民団愛知本部(梁東一団長)は、大阪展開催当時から地元開催に意欲を燃やしていた。民団地方委員会で承認を受け、本部役員や各支団長、傘下団体長を中心に実行委員会を構成した。
実行委員長を務める梁団長は「名古屋は外国人の居住人口密度が全国一にもかかわらず国際化、多民族共生社会実現という声が聞こえてこない。展示会を通して在日韓国人に対する理解と国際化政策の伸張を図りたい」と意欲を燃やしている。 入館料200円(大学生100円、18歳未満と70歳以上は無料)。12日午後1時からの記念セミナーでは伊藤利勝愛知大学教授と姜徳相館長が講演する。
(2009.10.28 民団新聞)