掲載日 : [2009-11-26] 照会数 : 5881
<民団茨城>初心者と言わせない 「チャンゴ教室」1年
[ 繰り返し「アリラン」を歌い、楽しそうにチャンゴをたたく
]
【茨城】民団茨城本部(金政雄団長)の主宰する韓国文化講座「チャンゴ教室」が、開講から1周年を迎えた。民団中央本部文教局から徐順子副局長を講師に迎え、民団本部の常勤者と婦人会関係者を主な対象に昨年11月からスタートした。
婦人会の研修は、「アリラン」や「ミリャンアリラン」「トラジ」など慣れ親しんだ民謡の歌声に合わせてチャンゴで正確なリズムを刻むのが目標。当初はまったくの初心者だったのが、講師も驚くほどの上達ぶりを見せている。実質的な初ステージとなった水戸市芸術館での「10月のマダン」では観客から拍手喝采を浴びた。
メンバーによれば、帰宅してからも段ボール箱をたたき、ある時は入浴中にも知らず知らず手でチャンゴのリズムを刻んでいたという。「1年前は歌うどころではなかった」という参加者も、いまは歌を聴きながら余裕をもってリズムを取れるまでになった。この1年間、練習には一人も欠けていない。
昼時には参加者全員でキムチの並んだ食卓を囲む。これも参加者の楽しみの一つになっている。練習の感想を聞くと、異口同音に「やっててよかった」という返事が返ってきた。
来年には民団茨城と茨城日韓協、茨城日韓女性親善協との合同新年会の席で1年間の研鑽の成果を披露することも決まった。
(2009.11.25 民団新聞)