掲載日 : [2009-12-09] 照会数 : 5602
「日野菜」を使用初のキムチ講習 南比都佐公民館
[ ヤンニョンを準備する参加者 ]
【滋賀】日野町を代表する伝統野菜「日野菜」を使った初のキムチ講習会が11月8日、南比都佐公民館で開かれた。
日野菜はカブラの仲間だが、丸くはない。細い大根のような円筒形で根の地表部は紫紅色、下の部分が白色。その色合いから、お祝いの膳に重宝されている。中でも「さくら漬け」が有名。
この日の講師を務めた松井賢一さん(滋賀県東近江農業農村振興農産普及課)は、キムチ漬けに注目し、9年前から研究を重ねている。参加者は出来上がったばかりのヤンニョンを味見しながら「辛い中にもうまみがぎっしり」と驚いた表情。
松井さんは「これからも研究を重ね、日野菜キムチを商品化につなげていきたい」と語った。
(2009.12.9 民団新聞)