掲載日 : [2009-12-09] 照会数 : 8705
<中央団長>多磨全生園の同胞慰問
[ 西東京本部役員らと多磨全生園を訪問して金奉玉会長(左)に慰問金を手渡す鄭進団長 ]
歳末扶助運動の一環
【西東京】民団中央本部の鄭進団長は7日、歳末助け合い運動の一環として東京都東村山市にある国立ハンセン病療養所「多磨全生園」を、西東京本部の金竹村団長、鄭錫根議長、婦人会西東京本部の金金子会長らと訪問。同胞在園者からなる互助会の会員らと懇談、在日韓国・朝鮮人ハンセン氏病同盟の金奉玉会長に慰問金を手渡した。
鄭中央団長は、「これまで、いろいろ大変なご苦労があったと思いますが、お元気な様子なのでうれしい。これから寒くなりますが健康には気をつけてください。私たちにできることがあれば、手助けしますので気軽に声をかけてください」と激励した。
西東京本部と同婦人会では、同胞在園者のために毎年機会を見て同園を訪問、交流している。今回は、チマ・チョゴリ姿の韓国女性を掲載したカレンダーと参鶏湯など慰問品を持参した。
互助会によると、全在園者は現在289人。そのうち同胞は33人(平均年齢81歳)だという。
(2009.12.9 民団新聞)