掲載日 : [2010-01-27] 照会数 : 7991
韓国の中学野球部が練習 民団岐阜が受け入れ
[ 歓迎会で自己紹介する部員(岐阜市役所) ]
【岐阜】ソウル市江南区の野球強豪校として知られるソウル彦北中学校から野球部員21人が訪日。19日から岐阜市で40日間の強化訓練を行っている。韓国はこの時期、寒波の影響で思うような練習ができないため、比較的気候の穏やかな日本を選んだ。昨年は九州を合宿先に選び、成果をあげた。
同校の受け入れにあたっては民団岐阜本部(韓清二団長)が窓口となった。同本部は地元の市と市議会、教育委員会、財団法人日本少年野球連盟などと調整し、滞在先や練習場所を確保したほか、親善交流試合の日程も組んだ。
同校野球部員は20日、民団と婦人会の役員とともに岐阜市役所を表敬訪問した。細江茂光市長は、「親善試合を通じて、日本の子どもたちと仲良く交流してください」と歓迎のあいさつを行った。これに対して各部員は名前とポジションなどを元気よく自己紹介した。
同校は一昨年の「大統領杯ソウル市大会」を制覇、昨年も「野球協会長旗大会」で優勝した。岐阜での強化訓練は2月28日までの予定。
(2010.1.27 民団新聞)