掲載日 : [2010-02-10] 照会数 : 6627
浦項市と交流橋渡し 民団香川が親善訪韓団
【香川】香川県から親善訪韓団が、1月27日までの3日間、県と歴史的・産業的にゆかりの深い慶尚北道浦項市を訪問した。一行は篠原公七県議会議員(自民党)を団長とする県の政財界関係者と民団の役員30人で構成。市内滞在中の1月25日には朴承浩浦項市長と面談し、相互交流をめざして協議を進めていくことで合意した。
解放前、浦項市九龍浦地区には日本から多くの漁民が移住した。このうち、7割が香川県出身者だったことがわかっている。同地区にはいまも日本式家屋が数十軒残る。朴市長が香川県との国際交流に意欲を表明したのに対し、県側から日本人家屋の保存に対する協力について提案があった。
今回の訪韓団は民団香川本部(金相奉団長)が県に働きかけた。金団長は「いずれは姉妹都市提携にまで発展していけば」と、期待している。
朴市長は金団長に観光大使の委嘱状を贈った。
(2010.2.10 民団新聞)