掲載日 : [2010-02-10] 照会数 : 5093
「南京都会館」を開放 リニューアル機に住民にも
[ 市民の利用を待つ「南京都会館」 ]
【京都】民団京都・南京都支部会館(李基安支団長、宇治市伊勢田町)のリニューアル工事が終わり7日、団員や関係者に披露された。
今回、リニューアルを機に必要最小限の事務スペースを除く空きフロアは有料で開放し、市民が文化事業に活用できるようにした。これに伴い名称も「南京都会館」に改めた。
新会館は2階建て。建坪50坪で、1階は白を基調にした明るい雰囲気。事務室は入り口右手に置き、壁の部分に窓を取り付けることで、団員とコミュニケーションできるようにした。床にはじゅうたんを敷いてくつろげるようにした。披露会に訪れた団員からは、「広くなった」「とても明るく、気持ちがいい」といった声が聞かれた。
旧会館は築28年で、老朽化が進んでいた。同支部は2年前から役員を中心に寄付金を募り、リフォームに向けた準備を進めてきた。
李支団長は、「団員たちが喜びあえる場として、また、地域に開かれた会館となるよう努力していく」と抱負を述べた。
(2010.2.10 民団新聞)