掲載日 : [2010-02-10] 照会数 : 7192
進取、献身性継承を 2・8独立宣言91周年式典
[ 「独立宣言」を朗読する李東垣さん(右) ]
在日YMCA 青年会・学生会
挙族的な抗日独立運動の先鋒としての役割を果たし、3・1独立運動の火付け役となった「2・8独立宣言」から91周年を迎えた8日、ゆかりの在日韓国YMCA(東京・千代田区猿楽町)で記念の式典が開かれた。在日YMCAと国家報勲処が主催した。
また、青年会中央本部と学生会中央本部も7日、韓国中央会館での式典で民族の自決と未来のために立ち上がった先達の崇高な精神に学び、これを継承していくことを誓いあった。関東地区の同胞青年50人余りが出席した。両式典とも民団中央本部から鄭進団長が激励に駆けつけた。
韓国中央会館の式典で、青年会の金宗洙会長は「当時の青年たちの進取性、献身性、組織性を継いでいく」と誓いの言葉を述べた。学生会の姜善博会長も「在日3世として2・8独立宣言の崇高な精神を継承し、4、5世につないでいきたい」と抱負を述べた。この後、青年会埼玉本部の李東垣さんが「2・8独立宣言」を朗読した。
第2部では青年会中央本部会長当時に在日YMCA玄関前の記念碑建立に参与した民団中央本部の林三鎬副団長が、「在日韓国青年の役割」と題して記念講演を行った。
(2010.2.10 民団新聞)