掲載日 : [2010-03-10] 照会数 : 5085
緊急時に備え救命士講習会 民団兵庫防災委
【兵庫】民団兵庫本部防災委員会(河政淳委員長)は2月20日、今年で5回目となる救命士講習会を同本部で開いた。この日のテーマは心肺蘇生術とAED(自動対外式徐細動器)の使い方。地域住民ら50人余りが5班に分かれてインストラクターから実習を受けた。
参加者は掛け声を忘れたり手順を誤ったりと、思うようにいかず四苦八苦。それでも熱心に取り組んでいた。
河委員長は、「緊急時にはうまくやろうと緊張したり、不安になるのも当然。経験を重ねながら少しずつ身につけていってほしい」と話していた。この日の講習者には神戸市消防局から修了証が送られた。
震災15周年記念事業として同委員会は今年、AEDを各支部に設置している。現在6支部。これから各支部単位で講習会を開いていく。
(2010.3.10 民団新聞)