掲載日 : [2010-03-17] 照会数 : 6549
在日4世が最優秀賞 「クムホ・アシアナ杯」高校生大会
[ 「韓国語スピーチ部門」で最優秀賞に選ばれた許敬華さん(右) ]
韓国語による自由なスピーチ表現を楽しむ第3回「話してみよう韓国語」高校生大会が13日、東京・新宿区の韓国文化院で開かれた。全国各地で開催されている「話してみよう韓国語」大会で最上位に選ばれた37人が「クムホ・アシアナ杯」を目指して発音や表現力などを競いあった。
「スキット部門」は、韓国の食堂を訪れた韓日両国の2人の高校生が、ビビンパの食べ方をめぐってやりとりを交わすもの。11組22人が食器やメニューなど、こだわりの小道具持参で出場した。台本はあるが、最後のオチは自由とあって、会場の笑いを誘っていた。審査の結果、大阪の千里国際学園高等部に在学中の在日同胞のペアが「優秀賞」に選ばれ、賞状とトロフィーを贈られた。副賞は韓国研修ツアー。
「スピーチ部門」には7人が出場。「韓国と日本と私」と題して発表した在日4世の許敬華さん(岡山県立倉敷清陵高等学校1年)が、「最優秀賞」に選ばれ、賞状、トロフィーとともに、慶煕大学国際教育院での3週間の韓国語研修の特典を手にした。
「クムホ・アシアナ杯」は「話してみよう韓国語」から高校生だけを対象に独立して08年からスタートした。テープ審査、地区予選を勝ち抜いてきた高校生だけが出場できるだけに、別名「韓国語の甲子園」とも呼ばれている。
(2010.3.17 民団新聞)