掲載日 : [2010-04-28] 照会数 : 5296
岩手日韓協再建なる 民団と県商工連の協力で
[ 記念講演を行う権哲賢大使 ]
【岩手】岩手県日韓親善協会の再建総会が20日、盛岡市内のホテルに達増拓也知事をはじめとする関係者130人出席のもと開かれた。東京から権哲賢大使と鄭進民団中央本部団長、金昭夫副団長が出席した。
総会で会長に選ばれた県商工会議所連合会の永野勝美会長は、「今後は文化、スポーツ面の交流のみならず経済、観光分野でも交流を図り、一層よい関係を築きたい」と抱負を述べた。金守漢韓日親善協会中央会会長も、草の根交流の一層の深まりに期待を寄せた。
設立総会の後、権大使が「2010年日韓関係発展の方向」と題し、未来志向的な韓日関係の在り方について記念講演を行った。
岩手県日韓協は70年7月に結成され、岩動道行初代会長のもと両国の草の根交流に尽くしてきた。79年には県南支部も結成されたが、諸般の事情でしばらくして活動を休止していた。最近になって民団岩手本部では金盛義団長が中心となって県商工会議所連合会に呼びかけ、一緒になって再建に取り組んできた。
会員は現在、法人と個人合わせ201人。そのほかの役員は次の通り。副会長=金盛義(民団県本部団長)、熊谷祐三(県商工会議所連合会副会長)、専務理事=古澤眞作(県商工会議所連合会専務理事)。
(2010.4.28 民団新聞)