掲載日 : [2010-05-26] 照会数 : 7012
韓日の幼稚園・保育園 姉妹園縁組み
深谷市民文化会館で調印式
【埼玉】韓日両国の幼稚園・保育園どうしが、「世界はみんなお友達、心と心の交流」を合い言葉に22日、深谷市民文化会館で姉妹園の関係を結んだ。幼稚園・保育園の姉妹園結縁は全国的にも極めて珍しいケース。
姉妹園縁組証書に調印したのは、韓国側が京畿道富川市のセッピョル幼稚園・保育園と中洞セッピョル幼稚園の金明子園長、日本側は深谷市の深谷保育園と深谷西保育園を運営する社会福祉法人深高会の後藤清純理事長。調印後、それぞれ「より一層深い交流と友好親善」を誓った。
調印式は第8回「深谷子ども国際祭り」(深谷国際交流協会と社会福祉法人深高会の共催)に合わせて行われた。この日の姉妹園結縁を祝って韓国少年少女童謡芸術団が公演した。
昨年の第7回まつりには富川市の主管する韓国アカデミー児童合唱団が公演した。このとき、同合唱団を引率した金顕哲韓国放送芸術協会前会長が、今回の縁組みの立役者となった。深谷市から小島進市長と高田博之市議会議長、埼玉韓国教育院からは高明院長が駆けつけ、祝辞を述べた。
(2010.5.26 民団新聞)