掲載日 : [2010-05-26] 照会数 : 6654
<婦人会>「天安」犠牲者に弔慰金 個人と合わせ200万円
[ 鄭進団長に弔慰金を手渡す婦人会中央本部の余玉善会長(左)と徐泰者顧問 ]
婦人会中央本部の余玉善会長と徐泰者顧問は24日、民団中央本部を訪れ、海軍哨戒艦「天安」撃沈で犠牲になった将兵46人に対する弔慰金として各100万円を鄭進団長に手渡した。
弔慰金は20日に開かれた同本部の役員会議の際、余会長が発案し、賛同を受けた。余会長は「皆が心を痛めている。私たちにも子どもや孫がいる。46人の死を、母や妻、子どもの身になって考えたらどうなるのか。人の命を軽々しく奪うことに、私は怒りを感じている」と心境を語った。
個人で拠出した徐顧問は韓国滞在中、テレビ報道で事件を知ったという。「息子や孫のような若い尊い命が失われて辛かった。韓国は私の国。ほんのわずかでも私の気持ちでやりたかった。少しでも遺家族のなぐさめになれば」とやり切れない様子だった。
余会長と徐顧問は、弔慰金の伝達にあたって、一部を追悼碑建立のときに役立ててほしいと鄭進団長に伝えた。
(2010.5.26 民団新聞)