掲載日 : [2010-09-29] 照会数 : 4887
被徴用韓国人悼む 同胞と日本人関係者
[ 碑に献花する韓日両国の関係者 ]
【岩手】第2次大戦中、徴用などで日本に連れてこられ、岩手県内各地で死亡した韓国人を追悼する式典が14日、岩手郡滝沢村の追悼碑前で行われた。
式典には達増拓也県知事が、「不幸な時代のなか、朝鮮半島出身の方々が本県でも厳しい労働を強いられ、多数の方々が命を落とされたことに哀悼の意を表します」とした追悼辞を寄せた。民団岩手本部の金盛義団長は、「韓日両国民の友好親善と、平和で成熟した国際社会の実現のために引き続き努力していきます」とあらためて誓った。
式典は追悼碑管理委員会(佐藤正春委員長)が主催し、今年で15回目。同胞関係者をはじめ、日韓親善協会と県日韓議員連盟関係者など70人余りが出席し、献花した。
(2010.9.29 民団新聞)