【大阪】韓半島にルーツをもつ幼・小・中学生を対象とする「オリニバン(子どもの部屋)」第2期が14日、東大阪市の民団布施支部会館で開講した。NPO東大阪国際共生ネットワークとの共催。
初日は幼・小・中学生あわせて14人が参加。午前中は学校の宿題を中心に算数(数学)や英語などを学習し、昼食をはさんで午後からはハングルやチャンゴ、ノレなどを楽しんだ。日本の小・中学校を退職したボランティア教師や在日同胞の講師たちが指導にあたっている。
小学1年と3年の子どもを連れてきたある保護者は「帰宅するなり、習いたてのハングルの単語やノレを口ずさむのを見て驚きとうれしさでいっぱい」と話していた。同支部の朱玉副議長も「昨年は支部の敬老会や新年会でチャンゴやノレを披露してもらった。お年寄りたちはとても感動し、涙ぐむ人もいた」と述べ、オリニたちの成長を喜んでいた。
毎週土曜日(第5週は休み)午前10時から。おやつ代込みで月2000円(兄弟姉妹は半額)。6月11日には親子一緒に韓国の伝統料理クジョルパン(九節板)に挑戦する。同支部(℡06・6782・6401)
(2011.5.25 民団新聞)