【愛知】民団愛知本部(鄭博団長)の2011年度の実質的な活動の出発になる「県下組織幹部拡大会議」が5月28日午後、本部5階講堂で開かれ、本部、支部、傘下団体の幹部150余人が集まった。
鄭団長が、「現執行部の2年目の果たす役割は大きい。組織改革を皆さんの協力のもと進めていきたい」と述べた。この後、新任幹部の紹介、退任支団長への感謝状の贈呈、民団愛知としての今年度の活動を示達した。
この後、第2部で李濬光駐名古屋領事が韓国国政選挙制度の概要について説明。続いて朴斗鎮・コリア国際研究所所長が「韓国の二大国政選挙と、北韓、朝総連の動向」と題して講演した。
朴氏は「2012年は東アジアの政治情勢が大きく動き、在日社会も影響を受けることは間違いない。北韓による民団工作は未だに続いており5年前の5・17事態を再現させてはならない」と強調した。名古屋市内の支団長の一人は、「漠然とした心配はあったが、講演を聴いてそれがはっきりした」と述べた。
(2011.6.8 民団新聞)